「ユリシーズ小学生英語」担当講師、Yumiko先生からのメッセージです。
前半は小学生の皆さんへ、後半はお母様、お父様へのメッセージとなっております。
早期の英語教育の利点や、小学生が英語を学ぶ上で先生が一番大切と考えることなど、小学生の英語学習について役に立つ内容になっております。ぜひお読みになってみてください。
目次:
小学生の皆さんへ
小学生のお子様をお持ちのお母様、お父様へ
早い時期に英語を始めるメリット@ 「英語耳」が育つ
早い時期に英語を始めるメリットA 照れなく入れる
小学生の英語学習で一番大切なこと・・・
私の英語学習
終わりに・・・
小学生の皆さんへ
ハロー! Yumiko です。
このHPにアクセスしてくれたあなたは、どんなことが好き? 男の子?それとも女の子? どんな性格で、どんな所にすんでいるのかなー? いろいろ想像してますよ! まずは私が自分のことを話さなきゃね。
私について・・・
私の好きなことは、何かを作ること。今熱中しているのは木やお花いっぱいの庭を作ることです。
そんなに大きな庭じゃないけど、野山に咲いているかわいらしいお花や、あまり背の高くならない木を植えて、お庭を小さな原っぱにしたいと思っています。だって近頃じゃ空き地とか原っぱってあんまりないでしょ?
私が子供だった時には、周り中が自然でいっぱいで、毎日草むらにしゃがみ込んで草やバッタをながめたり、田んぼでおたまじゃくしをとったり、ザリガニを釣ったり、川で小さなエビや魚をつかまえたりして遊んでいたんだよ!
うちには小4の子がいるんだけど、早く原っぱのお庭を完成させて、遊ばせてあげたいと思っています。
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作ることが大好き♪
今はお庭を作っているけど、ほかにもいろいろ作ったよ! 小学生の頃は、お父さんの部屋のゴミ箱が私にはまるでおもちゃ箱みたいだったな。絵をかく道具やきれいな色の紙のきれっぱしなんかが沢山あってね、それを拾っていろんなものを作ったの。
家のまわりには大工さんがのこしていった木の板や棒があって、それを使って小さな秘密の部屋を作ったよ! 毛糸でマフラーやセーターや手袋を編んだり、布で人形や洋服を作ったり、刺繍(ししゅう)をしたり、お菓子を作るのも大好きだったよ!
まだまだ話したいことは沢山あるんだけど、私のことはここでちょっとお休み。
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外国の人と話したことある?
ところでキミは、外国の人と話したことがある?
もしなかったとしても、将来メールやインターネットで外国の人とおしゃべりするかもしれないよね? はじめての人となるべく早く仲良くなるためにお互いのことを知りたいと思ったら、まずは自分のことを話すよね。自分は何が好きかとか、毎日どんなことをしてすごしているのかとか!
それ、英語で言える?
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英語ができると・・・
英語で話しが出来ると、外国人の友達もつくれるね!友達と力を合わせれば、大きな夢だってかなえられる。本当だよ! すごい冒険をした人や難しいことをやりとげた人たちがテレビで言っていたんだ。
英語はキミを幸せにする
英語は世界中の人が勉強している言葉だから、英語を話せればいろんな国の人と友達になれる。英語はキミを幸せにする。キミが英語を勉強するのはそのためなんだよ。
もしも万が一、キミがパパやママに「英語を勉強しなさーい!」って言われてしかたなくこのHPを読んでいるだとしても、このことを忘れないでね。
英語はキミを、あなたを、ハッピーにしてくれる!!
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小学生のお子様をお持ちのお母様、お父様へ
こんにちは、小学生英語担当の Yumiko です。
私は大手教育関連の某社の子供向け英語教室を自宅で開いていました。と同時に、小学生の子供の母親でもあります。
また、かつては勤め先で海外業務を担当していました。これらの経験を通してとても多くのことを学ぶことができました。それをひとつずつここでお話ししてみたいと思います。
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子供のならいごと、どうしようか・・・
いったい何歳ぐらいになったら、習い事をはじめたらいいんだろうか?
早いケースではゼロ歳で始めているお子さんもいたり、年少ぐらいになるとにわかに周りがわさわさして、スウィミングだ音楽教室だ・・・という話が耳にはいってくるようになり、なんか自分の子供だけ置いてゆかれるのではないかという気がして焦ったことを思い出します。
子供にとって遊びは一番大事な勉強!遊びは人間が生きてゆくために欠かせない基本的な心身の能力を培ってくれるものと私は信じています。
それでも、なるべく早くスタートしなくては間に合わなくなる技能も確かにあると思います。
ものすごいスピードで成長している子供にとって1時間、あるいは10分をどう過ごすのかは大人とは全く比べ物にならないくらいの大問題で、だからこそ子供に習い事を始めさせるとき親はとても大きな決断をしていることになるのだと思います。
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何を習うのか?
実は私は外国語の勉強がとっても苦手でした!大学を卒業したときには「これで一生英語をやらなくていいんだ!」と、心からほっとしたものでした。
でもその後、英語ができないというただそれだけでいかに残念な思いをしなくてはならないかを社会の中でイヤと言うほど味わったのです。それでいちだい奮起。私の英語学習は学生を終えてからようやくスタートしたのです。
それから今に至るまでどれだけの時間と労力とお金を英語のために費やしたことでしょうか!!!みんなが遊んでいる間にひとり英語を勉強する中、何度となくため息をつきました。
『子供のときから英語を勉強してさえいれば・・・自分の子供には絶対に英語だけは早くから習わせてあげよう!』
そしてそれを実行したのでした。
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早い時期に英語を始めるメリット@ 「英語耳」が育つ
私は学者ではないので様々なところで読みかじったり聞きかじったことではありますが、確かに「英語耳」というものはあるのではないかなと思い当たる場面がいくつもありました。
赤ちゃんのときには人間の耳は広い周波数帯の音をキャッチする能力を持っているのに、成長とともに日本語で育った子には日本語以外の周波数帯がだんだん聞こえなくなってくるという説があります。
以下は私の解釈です。赤ちゃんが生きて行くために一番大切な人、それはお母さんですよね。だから赤ちゃんにはお母さんの声がよくキャッチできるように、高い声の方が良く聞こえるんではないでしょうか?お父さんの低い声よりお母さんの声の周波数帯が敏感に反応するように適応してゆくのでしょうか。
音感は幼い時期からトレーニングしないと間に合わない、とよく言われますが、これもやはりなるべく広い周波数帯が活発に活動できるうちでないと、絶対音階が身につかないということでしょうか・・・
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「聞く力」の大切さ
英語をコミュニケーションの手段とするのに絶対欠かせないのがヒアリングの力です。『英語の教育は日本語を十分に習得してからにするべきだ』という考え方の教育者もかなりいらっしゃるようですが、一度失った周波数帯を取り戻す苦労は並大抵のものではありません。
このことは私自身が十分すぎるほど体験してきました。それに海外旅行先でもし緊急事態が発生したとき、速い英語が十分に聞き取れないことは命にかかわるのです。
「聞く力」は大切です。そして「聞く力」は年少の頃に大きく発達するようです。したがって、英語の早期教育のメリットのひとつは、「聞く力」が育つことではないかと思います。
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早い時期に英語を始めるメリットA 照れなく入れる
耳のいいうちに英語を始めると英語の音をキャッチしやすいということをお話ししましたが、もうひとつ大切なポイントは、苦手意識や照れがあまりないので、英語学習に入りやすいということです。
英語を教科として意識するようになると、間違いを恐れて発話が少なくなってしまったり、理屈がわからないと聞いたままを口に出そうとしないなどレッスンに積極的に参加しなくなってしまうばかりか、ミスを繰り返したりよく解らなかったりと言うことが何度も起こると、英語自体にアレルギーを持ってしまいます。
学校時代の私がまさにそうでした。英語を流暢に話せたらなぁーと強い憧れを抱きながらも、英語からは常に逃げていました。
小学校低学年で、早くも苦手意識を抱いてしまっているお子さんがいます。でも、この年代ならレッスンや学習方法の工夫で、あるいはちょっとしたきっかけで、うそのように英語に入ってくることもできます。
これが高学年になると、大きい声を出すことだけでも照れくさいと感じるお子さんもいて、講師は盛り上げたり励ましたりしながらも恥をかかせてしまうことがないようにするのに神経を使います。
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早く英語を始めないと手遅れになってしまうの?
早く始めることのメリットを書いてきましたが、早くなくてはダメということは決してないと思います。
私がやっていた英語教室に来てくれた生徒さんで、とても印象に残っているお子さんが二人いました。この二人は異なった年度に在籍してくれたのですが、ともに小学校3年の女のお子さんで、うちに来るまで英語は全くやったことがありませんでした。
けれども二人の英語に対する集中力と上達ぶりには教えている私の方が驚かされるばかり!上達が好奇心をあおり、それゆえさらに上達のスピードがアップするといった具合で、自分の教え方は十分彼女の力に応えた内容になっているのだろうかと、どきどきしていました。
この二人に共通していたこと、それは彼女達が英語をスタートしたタイミングが、まさに本人のツボにスポーン!!!とはまっていたということだと思います。本人が英語をやりたい、面白い、もっと知りたい、もっと上手になりたい、という気持ちになること、それにまさるタイミングというのはないのではないでしょうか。
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ついでにこんなエピソードも・・・
「英語はいつ始めても遅いということはない」という言葉に『そうは言っても・・・』と思っていた私が、考えを変えたエピソードをご紹介しましょう。
私がある英語学校に通っていたときのことです。他のクラスに80歳台の生徒さんがいらっしゃいました。この方は太平洋戦争中に学生であったため、英語は敵国の言葉として、全く学ぶ機会がありませんでした。
そしてお仕事を無事退職された60歳でまずABCを勉強し始め、65歳で英会話をはじめ、80歳でなんと英検1級をおとりになったということでした!!!
外資系の企業に勤める若手や英語の有名校に学ぶ学生達が多く通うスクールの中で、この方は皆の尊敬をあつめていらっしゃいました。
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小学生の英語学習で一番大切なこと・・・
では次に、お子さんがこれから先英語を勉強し、英語がじょうずになるために、私が一番大切だと思うことについてお話させてください。
コミュニケーションの道具として英語を勉強し始めるとき、どんなお子さんが習得が早いのか?それは『自分はこれが言いたいんだ!』という強い欲求のあるお子さんではないかと思います。
私は短期間ではありましたが、ある保育園で年長のお子さんたちに英語をお教えしたことがあります。ものごころがつくかつかないかという時期から親と離れて長い時間過ごさなければならない寂しさを乗り越えようとするためなのか・・・とにかく子供達にはとってもハングリーなパワーがありました。
毎回「センセーこれ英語でなんて言うの?」とみんながすごい勢いで私を取り囲み、ぐんぐん迫ってきました。英語はみな初めてでまずアルファベットから入ったのですが、月に約1度のレッスンで、なんと卒園のときには劇まで披露してしまったのでした!
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「話したいことがいっぱい!」のお子さんに
英語が好きなお子さん、じょうずなお子さんにしてあげたいとお考えでしたら、ぜひ心豊かなお子さんに育てて上げてください!
ママやパパがお子さんと沢山お話をして、大人の目にはどんなに些細でつまらないことの様にみえてしまうことでも、お子さんが自分で発見したことや興味を示したことにはご自分も同じ目の高さで向き合って、出来ればお子さんと同じ驚きを一緒に味わってください。
そうしてこころから「すごいねえ!」と、発見したお子さんのお手柄をほめてあげてください。日常の生活の中で繰り返されるそんなことが、子供の心を豊かにして、話したいことがいっぱいのお子さんに育ててゆくのではないかと私は考えています。
別に、どこか特別なところへ出かけてゆくことも、特別な体験をさせることも必要ないのです。むしろ親が目線を下げて、子供の心に出かけてゆくのです。
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私の英語学習 ――― きいて下さい今までのこと
ここからは、英語から逃げ回っていた大の英語アレルギーがなぜいちだい奮起して英語をはじめたのか、そしてどのように学習してきたのかをお話したいと思います。
大変おこがましいのですが、ユリシーズで私がお子さんにお教えするにあたってそのバックグラウンドとなっているものですので、敢えてご披露させていただきます。
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私の英語学習 ――― 始めたきっかけ
今でこそ児童英語講師として教鞭を取らせていただいておりますが、以前の私は英語がとても苦手でした。自分が英語を聞き取れないこと・しゃべれないこと・読めないこと・書けないことにひどいコンプレックスをもっていました。
けれども外国の文化にはいいしれぬ憧れを子供の頃から持っていましたし、外国に行ってみたいという夢はずっと抱いていました。
でも、外国に旅行するなんて我が家にとって夢のまた夢でしたから、自分には生涯外国や外国人は縁のない存在だと諦めていました。
それが変わったのは就職してからです。就職先である大手のメーカーが海外に販路を拡げようと大きく動き出し、海外に駐在していた人の往き来が頻繁になりました。
やがて社内報を作る仕事に携わるようになる私は、そこで一時帰国した方々にインタビューを重ねるうち、直接海外に働く日本人と現地の人たちに話を聞き、また国内の様子を伝えたいと強く感じるようになったのです。これが私と英語との関りを大きく転換するきっかけでした。
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私の英語学習 ――― 英語で苦労しているのは私だけじゃない・・・
海外からの出張者や研修生が次々と来日するようになると、私は取材を兼ねて彼らを休日にお世話するチャンスにたびたび恵まれました。自らこの役を買ってでたことも多かったのですが、それにはやむにやまれぬ事情がありました。
・・・つまり、英語がとっても下手だったため、相手のことを英語でうまく聞きだすインタビューなどとてもじゃないけれどできなかったということ。そして、相手が何を答えてくれているのかが聞き取れなかったことなのです!!!こんな英語力のなさでも取材しようという私も私でしたが、それをやらせてくれた会社も会社・・・というところでしょうか!
オフの日の彼らは皆、とてもリラックスしていて私のアテンドを歓迎してくれました。買い物に付き合って、家族へのお土産を一緒に選んだり、有名な観光地のほかに日本人の通常の生活を体験するためわざわざ山手線に切符を買って乗ったり、またディズニーランドで遊んだり・・・
様々な場面を経験するうち私は決定的なことに気がつきました。彼らの多くは、英語を母国語としない国の人たちだったのです!つまり、かれらだって、意思を伝えるため一生懸命に外国語である英語を話していたのです。
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私の英語学習 ――― 間違えることに慣れる
英語を母国語としないかれらとの交流の機会がどんどん増えてゆく中、彼らが使っている英語が必ずしも正しくないということに私は気づきました。これは、今になって思えばごくごく当たり前のことなのですが、実際に経験してみて初めて自分で納得することができました。
例えば She wants ・・・ と言うべきところを s を落として She want と言ってしまうというような、日本なら中学1年生で習うような誰でも知っているようなミスがしょっちゅう出てきますし、発音やイントネーションはそれぞれの母国語のような癖がありました。
私がもしそんなことを学校のテストでやっていたら、×を付けられてしまうことばかり。はじめはすべて自分の方が間違っているんだと思い、真剣に悩み、ますます英語でのコミュニケーションに苦痛を覚えてしまいましたが、ああるとき「なぁーんだ!間違っているのはあちらかぁ」と思ったのです。
そして相手が、間違っても、流暢でなくても私と向き合って英語で意思を伝えようとしてくれている姿勢にかえって尊敬の気持ちが生まれ、そして勇気づけられました。恥ずかしいのは間違えることではなくて、不十分な英語力を知られてしまうことを恐れることだったのだと気づかされました。
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私の英語学習 ――― 英文社内報の原稿をチェック!?
外国人のアテンドをするようになってほどなく、私は海外の現地法人で働く外国人と日本人対象の英文社内報の仕事をさせて頂くことになりました。所属部署も海外関係のところに移ったので、私以外はすべて英語の超上手な方ばかりでした。
現地から直接英文の原稿が社内報用に送られてくる場合もありましたが、多くの記事は私が日本語で原稿を起こし、それを完璧なバイリンガルの先輩が瞬く間に英語に翻訳してくれました。
問題はその後です・・・いちおう編集長という立場上、この英語初心者の私が、完璧なバイリンガルで海外の事情にも精通された先輩の英語原稿をチ・ェ・ッ・クしないというわけにはゆきません。一文一文、英語原稿を日本語原稿と比較しながら丹念に読み込んでゆく作業は、なんと勉強になったことでしょうか!
私の英語の力はこのときにもっとも大きくアップしたと言えます。自分が書いた日本語原稿ですから、「なるほど、こんな風に言えばいいのか」ということがいちいち印象に深く刻まれてゆくのです。
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私の英語学習 ――― 明瞭な日本語の難しさ
ところが中には「アレ?」と思うことがありました。私が言いたかったことと英文とのニュアンスが微妙にずれているのです。なるほど!私の日本語はそんな意味にもとれる不明瞭なものだったなと初めて気付かされるのでした。
日本語はそれだけ含みの多い豊かな言語だということでもあると思いますし、日本が長いあいだ単一の民族国家だったからこそ、その含みをお互い察し合うことが出来たのでしょう。
日本語を英語に直すに当っては、その含まれる内容をもっと分析し具体的に明瞭にしないと、翻訳したところで一体何が言いたいのか、何にも意味のないような文章になってしまうということを痛感しました。
そして翻訳文と自分のイメージとが異なっているときというのは、よく考えてみると、実は自分自身その文章またはその言葉で何をいいたいのかが十分に解っていなかったことがほとんどでした。英語の勉強は日本語を磨く場にもなったのです。
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終わりに・・・
ここまで長文をお読みいただきありがとうございました。お子さんの英語学習について、なにかひとつでもヒントになるようなことがあれば幸いに思います。
英語学習は早く始めればよいというものでもありません。でも早いほうが、「聞く力」をつけやすいことや、「照れ」なく自然に英語に親しんでいかれるなどの利点があることは確かだと思います。
早い遅いにかかわらず、お子さんの、「英語をやりたい、面白い、もっと知りたい、もっと上手になりたい」という気持ちがまず大切だと思います。そしてその土台として、感性豊かな、「話したいことがいっぱい!」のお子さんであることが一番大事なことだと思います。
ユリシーズでのレッスンが、お子さんの英語に対する好奇心と興味をはぐくむきっかけになって欲しい、そして豊かな感性を育てる場となって欲しい・・・ささやかながら、そんなお手伝いができたらいいなと願っています。
Written by teacher Yumiko.
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