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Yumiko先生のレッスン日記♪


「ユリシーズ小学生英語」担当講師の Yumiko先生 が書く日記のページです。レッスンの様子やお子様の学習状況、先生の子ども英語教育についての考えから普段思う日常のことまで、いろいろなことについて書かれてあります。

 





2009年9月8日(火)
「人間大好き」の気持ちが英語には大切

今日はC君ひとり。 それじゃあ単語の定着度を丁寧に確認しながら、新しい勉強だよ!



数は20まで大丈夫かな?おーーー!すごいね。12と20がたまにごっちゃになる以外は、13や16、18、などの手ごわい数もしっかりと覚えていたね。



レッスン中は脱線しそうになることも多くて先生はハラハラしちゃうけど、C君は実はすごくまじめでがんばり屋さんだよね!今日もドアを開けるなり「よおーし!」と自分に気合を入れながら入ってきた。いつだって、自分の目の前にあるものに対して真剣そのものだよね!



習い事が上手になるには、そのまじめさや明るい性格がものすごく大切なんだよ。C君は今の気持ちをこれからも持ち続けてね。少し時間はかかるかもしれないけど、君は絶対に英語を自分のものにできるよ。一緒にがんばろうね!



今度は野菜や果物の名前だ。種類が沢山あるよ。



ひととおり覚えたところで、今度は先にやった数のカードと、野菜や果物のカードとを組み合わせたらどういう言い方になるだろう? 2とバナナで 

‘two bananas’と言うんだよ。 19とじゃがいもなら・・・? そう、’nineteen potatos‘だね!でも1個のときだけは s はつけないんだ。



さて、ここで、かわいらしいレディーのお客さんが加わった(体験レッスンのお子様です)。C君の声が一段と大きくなった!それだけじゃないよ。C君、ちょっとひっかかっていた果物のカードも突然スラッと口をついて出てくるようになった。すごい気力! なんだか急にお兄さんになって、お客さんを激励したり、優しくリードしたり。いいとこあるなあ・・・



子供同士ってすごいね。お互いが刺激しあって、自分達の力でぐんぐん伸びていってしまうんだね。先生が10回言わないと覚えてもらえないことでも、友達とのいろんな関係の中でなら1回で体の中に入ってしまうことがあるんだね。



新しい友達と話がしたい! もっと仲良くなりたい! そんな、人間大好きという気持ちが英語には何より大事なんだ・・・Yumiko(ユミコ)先生はそう信じているよ。 




2009年9月1日(火)
I’m ・・・. でもっと自分のことを言う(続き)。

忙しい6年生のS君が、一番乗りできてくれた。 あとのふたりが来るまで、彼の実力を試すゲームに挑戦してみよう!



今まで習ってきた単語の虫食いパズルだよ。 たとえば K−I− −G なら、3文字目は何かな? アルファベットのブロックでやってみた。 そうだね答えは N。 難なくこなした!(king)  では G−O−R−R−I− −A は?  そのとおり、L だね!(gorrila) 即答だった。 単語の発音もパーフェクト。 普段よく口にしている簡単な単語でも、いざスペルをたずねられると大人でもアレ?とつまってしまうものだけど、こんなに深いレベルで習得していたんだね。すごいなあ。



さて3人がそろったところで、前にも使った性格や特徴を表す形容詞のカードで I’m の練習だ。  



まず目を閉じてカードを抜くよ。 どんなカードを引いたかな、 I’m をつけて言ってみよう。 え? C君は I’m cute!? 先生は

C君、ほんとうにキュートだと思ってるよ!!  



今度はカードを全部真ん中にひろげて、それぞれ自分にぴったりだと思うものを選んでみよう。 I’m hungry. いかにもサッカー少年のH君らしいね!



じゃあ、カードにはない言葉で自分らしい言葉を覚えよう。 まず日本語で考えてみてね。 なるべくポジティブな表現を探そうね。 S君、きみは 背が高いんだから I’m tall. があるね! 読書も好きなんだよね。 I’m a good reader. なんてどうだろう!  



知ってるかな? アメリカ人は他人のことでも、自分のことでも、良いところをみつける天才なんだ。 そしてそれを受け容れて、素直にほめて、尊敬する。だから英語にはポジティブな言葉やほめる言葉が沢山あるんだよ。 



このクラスではそんな態度も勉強してゆきたいね。 そうしていつも自分を好きで、お互いを好きでいようね!




2009年8月25日(火)
お母さんに英語を教えちゃおう!

まずはこれまで習った単語の復習。



日本語で生活しているんだから忘れるのは当たり前。しつこく復習をしてゆくことが絶対に必要なんだよ。だから前にやった言葉のカードを沢山ならべてカルタとりなんかをするんだ。もしここで勝利すれば、それはつまり今までやったことがちゃんと身についていて、忘れていないという証拠になるね!さてためしてみよう!



すごい!H君ダントツ!!! 今日はゲストのお友達もいるから4人だけど、3人分を足してもまだ足りないくらいとったね。カルタ取りはスピード勝負だから、みんなも忘れているわけではないんだけどH君がすばやく取れるのは、それだけH君の頭の中の深いところに単語が入っているということだね。



どうしたら頭の深いところに言葉をしまえるようになるのかなあ・・・それはその言葉を何度も使ってみること、できれば声を出して繰り返し言ってみること。声を出さなくても頭の中だけでもいいから言ってごらん。



Hくんはこのごろ新しい単語を習うと「ちょっと待って!書いて帰ってお母さんに教えるから!」 と言ってノートを取り出してササッと書いているね。家でお母さんと「xxはね、XXっていうんだよ。」 「へえ、そうなんだぁ。じゃあ、こういうのは?」 というような会話をしているのかな。なんだか楽しそうだね!お母さんに教えちゃうなんて、かっこいいよね。



みんなも家に帰ったら「xxのことはXXっていうんだよ!知ってた?」 って言ってごらんよ。「今日は何を習ったの?」ってお母さんに質問される前に、君の方から言っちゃおう! 



お母さんは「なーんだもう忘れちゃったのぉ!?前に習ったでしょう!」 なんて、絶対にいわないでね。言葉は使ってないと忘れるものなんだから。




2009年8月18日(火)
I’m ・・・. で自分のことを言う。

前々回から使い始めたテキストに、早速 I’m ・・・ という表現があるので、自分のことをかたっぱしから言えるようになってみようというのが私の作戦。



お盆で一週間あいたけど覚えているかな、誕生日の言い方?  よりにもよって Feburuary は一番むつかしいよねえ! Cくんがんばれ。Hくん すばらしい発音。 数は考えずに出てくるようにならないと、実生活ではトラブルになりかねない。 覚えるにはあのゲームが最高だよね。



というわけで、今日は二人だけだけど数字カードをずらりと並べて両端からすたーと! 速さと正確さではHくんが抜群。なのにジャンケンではめっぽう強いC君に、何度も敗退をきしてしまう! おかげで十分盛り上がった。



つぎに性格や様子を表す単語、例えば interesting のような形容詞をいくつか新たに導入した。そして今度はジェスチャーで当てっこしてみた。 5年生のH君は、ジェスチャーや声色、大げさな表現にはすごく抵抗のあるとしごろだね。 こういうのは役者のCくんが一手に引き受けてくれる。



今度は形容詞に必ず I’m を付けて言うゲーム。 そうそう! だんだん自然に言葉がじぶんの表現として口から出てくる感じになってきたよ。



では最後に、I’m a boy. と言ってもらって今日はおしまいにしよう。  ふたりにきくよ「男の子」のことはなんて言うか知ってる?

「dahnshee!(男子)」




2009年8月4日(火)
リテラシーを身につける

今日が誕生日の、アメリカで超有名な人はだーれだ!?5文字の名前。カンのいいHくん、正解!はじめがOで最後がAだよ。うーん、Cくんにはちょっと難しかったね。遅れて参加のSくん、さすが6年生だけあって「そんなの常識」という表情。スペルもスラッと当ててくれたね。

(答)オバマ大統領



1(ワン)から順に数だけいくら言えても、それをいろいろな場面に応じて実際に使うのは意外と難しい。実は私もかなり苦手なんです!



今日は自分の誕生日の表現を練習しました。日付には『何日目』という序数を使うので、ますますやっかいですが、3人は果敢に挑戦。



数字でも単語でも、それを覚えるだけの学習では先に進めません。完璧でなくてもそれらをどう組み合わせるか、または1語であってもそれをどんなタイミングでいかに効果的に使うのか、それがリテラシーです。



伝えるのは『意味』であって、『単語』ではないのです。



意味あるものとして単語をからだの中の中に取り込むには、自分のことを表現するのが一番!



そうやって一歩一歩、着実に力をつけていってもらいたいと思います。






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